
実際に、過去の成功例を見ても学生時代に起業して成功している起業家は5万といる。
今や、自分一人の知識でお金を生み出す方法は数えきれないほどあり、スマホ一つあれば世界中の人を相手に商売ができる。しかし、いざ自分が起業しようとすると、何をすればいいのか?、本当にうまくいくのか?という不安が頭をよぎる。
ここでは、実際に道を切り開いた過去の学生起業家たちの成功の物語を詳しく紐解きながら、ネットの教科書には載っていない「本当の成功の秘密」について詳しく伝えていこうと思う。
記事のポイント
- 学生という身分はリスクゼロの最強の武器
- 自分の「やりたい」より「誰かの不便」を救う
- 完璧を捨てて「まずは動く」スピードが命
- AIや先人の知恵を借りて経験不足をカバーする
目次
なぜ今は学生起業がアツいのか?

今の時代は、一人の人間ができることが劇的に増えた。数年前までは、何かサービスを作ろうと思えば、たくさんのプログラマーを雇い、何百万円というお金を用意する必要があった。
しかし今は、人工知能の助けを借りれば、知識がなくても一人でアプリを作り、文章を書き、デザインまで完成させることができる。つまり、お金を持っていない学生であっても、アイデアさえあれば大人と同じ土俵で戦えるようになったのだ。
この大きな変化が、やる気のある学生たちに「自分でもできるかもしれない・・」という強い希望を与えている。
学生には、大人にはない最強の武器がある。それは、失敗しても人生が詰まないという安心感だ。
もし会社員が仕事を辞めて起業に失敗すれば、翌月の家賃や食費に困ることになるが、学生なら失敗しても「良い経験をした」と言って就職活動に活かすことができる。さらに、学生というだけで大人は優しく接してくれる。
話を聞きに行けば喜んで教えてくれる人も多いし、失敗しても笑って許してもらえる。この最強の守られた環境を使わない手はない。リスクがほとんどゼロなのに、得られるものが大きいのが学生起業の最大の魅力だ。
今のビジネスは、在庫を持たず、店舗も構えずに始められるものが主流だ。
パソコン一台あれば、自分の知識を売ったり、誰かの困りごとを解決したりすることができる。昔のように借金をして始める必要がないため、心理的なハードルも非常に低くなっている。
過去の成功例を見ていると、最初の一歩は驚くほど小さく、お金を全く使っていないことがほとんどだ。まずは自分の身の回りにある小さな不便を見つけることから、すべての大きな成功は始まっている。
【ビジネス別】過去の学生起業の成功例を徹底リサーチ!

タイミーの小川嶺

立教大学に通っていた小川嶺(おがわ りょう)が作ったのが、スキマ時間で働けるアプリの「タイミー」だ。
彼は、自分がアルバイトをしようと思ったときに、面接があったり履歴書を書いたりするのがとても面倒だと感じた。そこで「今すぐ働けて、すぐにお金がもらえる仕組み」を考え出した。
最初は小さな規模から始まったが、今では全国で何百万人もの人が使うサービスになっている。技術がすごかったわけではなく、若者の「今すぐ働きたい」という気持ちを形にしたことが大きな成功につながったのだ。
レディーフォーの米良はるか

慶応義塾大学の学生だった米良はるか(めら はるか)は、日本で初めてのクラウドファンディングサイト「レディーフォー」を立ち上げた。
これは、何か新しいことを始めたい人が、インターネットを通じて多くの人からお金を応援してもらう仕組みだ。彼女は、良いアイデアがあるのにお金がなくて諦めてしまう人を救いたいと考えた。
学生という立場から、新しいお金の流れを作った彼女の行動力は、多くの人の共感を呼び、今では日本を代表するサービスになっている。
ユーグレナの出雲充

東京大学に通っていた出雲充(いずも みつる)は、ミドリムシ(ユーグレナ)という小さな生き物が、世界の栄養不足を救う鍵になると信じて会社を作った。
最初は誰も見向きもしなかったが、彼は諦めずにミドリムシを育てる研究を続けた。今では、ミドリムシを使った食品だけでなく、飛行機の燃料までも作る大きな会社に成長している。
学生時代に抱いた「世界からお腹を空かせた人をなくしたい」という純粋な夢が、今の成功の土台になっている。
リブセンスの村上太一

出典https://www.livesense.co.jp/
早稲田大学の一年生だった彼は、自分がアルバイトを探しているときに感じた不便を解決するために起業した。
それまでの求人サイトは、お店がお金を払って広告を出すのが当たり前だったが、彼は「採用が決まった時だけお金をもらう」という新しい仕組みを考えた。学生ならではの「お金をかけたくない」という感覚が、業界の常識を覆す大発明になった。
彼は史上最年少で上場を果たし、学生起業の新しいモデルケースとなった。
ベイスの鶴岡裕太

彼は大学在学中に、誰でも無料で簡単にネットショップを作れるサービスを立ち上げた。
彼のお母さんが「ネットでお店を開きたいけれど難しくてできない・・」と言ったことが、開発のきっかけだったという。身近な大切な人の悩みを解決したいという優しい気持ちが、今では何百万ものお店を支える大きなインフラに育った。
プログラミングの技術だけでなく、使う人の心に寄り添う姿勢こそが、学生起業家が持つべき真の強みであることを教えてくれる。
成功した学生起業家に共通する3つの特徴

完璧を求めない圧倒的なスピード感
成功する学生は、とにかく動き出しが早い。
多くの人は「もっと勉強してから・・」「もっと準備が整ってから・・」と言ってなかなか始めないが、彼らは違う。
アイデアを思いついたら、その日のうちに試作品を作り、誰かに見せて意見をもらう。たとえ形が不格好でも、世の中に出してみて、人々の反応を見ながら直していく。
この「やりながら考える」という姿勢こそが、今の変化が激しい時代には何よりも大切だ。完璧なものを一回作るよりも、未完成のものを10回作り直す方が、結果として早く目的地にたどり着ける。
自分のやりたいことより相手の不便を優先
自分の得意なことや、やりたいことを優先するのではなく、常に「誰が何に困っているのか」を観察している。
成功するビジネスは、必ず誰かの「めんどくさい」「困った」「悲しい」を解決している。自分のエゴを押し付けるのではなく、相手の立場に立って、どうすればその痛みを和らげられるかを考える。
この顧客目線が徹底している学生は、どんな分野でも強い。ビジネスとは、自分を表現する場所ではなく、誰かの役に立ったお礼としてお金を受け取る仕組みであることを、彼らは本能的に理解している。
華やかさの裏にある圧倒的な作業量
インスタグラムなどのSNSを見ると、起業家はいつも楽しそうで、自由を満喫しているように見える。
しかし、その裏側では、誰も見ていないところで泥臭い作業を積み重ねている。
毎日何百人もの人にメッセージを送ったり、夜遅くまでパソコンの前で作業したり、時には悔しくて涙を流したりしている。成功している学生たちは、この「地味な努力」を当たり前のようにこなしている。
きらきらした部分に惑わされず、土台となる作業をやり抜く力がある人だけが、最後に笑うことができるのだ。
学生起業ビジネスを成功させるための具体的なステップ

身近な不満や悩みを見つける宝探し
まずは、自分の周りをじっくり観察することから始めてほしい。
自分が最近イライラしたこと、友達がこぼしていた愚痴、親が大変そうにしていた家事。それらはすべて、ビジネスの種だ。
特別なアイデアを探す必要はない。当たり前だと思っていることの中に、実は大きなチャンスが隠れている。自分にとっての「当たり前」が、他の誰かににとっての「驚き」になることはよくある。
まずは小さなメモ帳を一冊持ち歩き、一日に一つ、何かしらの不満を書き出す習慣をつけてみるといい。
小額資本で行動する
アイデアが見つかったら、すぐにお金を使わずに「実験」をしてみることだ。
例えば、新しいサービスを考えたなら、まずは自分のSNSで「こんなこと始めたら興味ある人いる?」と聞いてみる。
または、簡単な説明書だけ作って、友達に感想を聞いてみる。ここでお金をもらえそうか、喜んでもらえそうかの手応えを感じることが大切だ。最初から大きな看板を掲げる必要はない。まずは自分の手の届く範囲で、小さく試して、失敗のダメージを最小限に抑えながら、確かな道を探っていく。
仕組み化して規模を大きくしていく
小さな実験がうまくいったら、次はそれを少しずつ大きくしていく。
自分一人でやっていたことを、誰かに手伝ってもらったり、機械に任せたりして、自分が動かなくても回る仕組みを作っていく。ここで初めて、本格的な会社作りやお金の管理が必要になってくる。
大切なのは、最初から大きなことをしようとせず、小さな成功を積み重ねていくことだ。一段ずつ登る階段を間違えなければ、気づいたときには自分でも驚くような高い場所に立っているはずだ。
知っておくべき!学生起業のデメリットと回避策

学生の本業は勉強だ。
起業が面白くなってくると、どうしても学校に行くのが面倒になり、単位を落としてしまうことがある。
しかし、私はあえて言いたい!
学校で学ぶ知識や、そこで出会う友人たちは、起業を続ける上での大きな財産になる。
時間は限られているからこそ、いかに効率よくスケジュールを組むかを考える訓練だと思ってほしい。忙しいから学校を辞めるのではなく、忙しい中でどうやってすべてをこなすか。その工夫こそが、将来の経営力につながる。
学生には社会経験がない。
契約書の書き方や、大人との話し方、税金の仕組みなど、知らないことだらけだ。この経験不足を補うためには、信頼できる相談相手を見つけることが不可欠だ。
自分一人で解決しようとせず、経験豊富な大人に頭を下げて教えてもらう謙虚さを持ってほしい。今、学生を応援したいと思っている大人はたくさんいる。素直に「教えてください!」と言える力は、どんな知識よりもあなたを助けてくれるだろう。
そして、どんなに準備をしても失敗するときはする。。
しかし、学生起業における失敗は、本当の意味での失敗ではない。起業に挑戦してうまくいかなかった経験は、就職活動での強いアピールポイントになるし、次の挑戦への大きな糧になる。
大切なのは、失敗したときに「自分はダメだ」と思うのではなく、「この方法がうまくいかないことがわかった、一つ賢くなった」と捉えることだ。
この心の余裕があれば、何度でも立ち上がることができる。
最後に統括

学生起業の世界は、きらきらした夢に溢れている一方で、とても現実的で厳しい場所でもある。
しかし、その厳しさを乗り越えた先にある景色は、普通に学生生活を送っているだけでは絶対に見ることができない。今、あなたには無限の可能性がある。
「自分にはまだ早い・・」とか「才能がない・・」なんて思う必要は1ミリもない!
才能とは、後からついてくるものだ。
まずは、今日この瞬間から、身の回りの小さな困りごとを探し始めてほしい。成功例に出てきた人たちも、最初はあなたと同じ、ただの学生だった。彼らとあなたの違いは、ただ一つ。「始めたか、始めなかったか」それだけだ。
世界は常に、新しい風を求めている。
若くて柔軟な、あなたの視点が、世の中を少しだけ良くするきっかけになるかもしれない。お金を稼ぐことだけが目的ではなく、自分の力で誰かを幸せにする喜びを知ってほしい。
その経験は、あなたがこれからどんな道を歩むにしても、一生の宝物になる。


