
そんな彼がいくらの年収で資産はどれくらいあり稼いでいるのか?
そしてどれほどの財産を持っているのかという話は、いつの時代も多くの人の関心を惹きつける。今回はその辺について解説していこう。
記事のポイント
- 年収3000万は事業優先の控えめな設定。
- 資産の正体は数百億円にのぼる自社株式。
- 創業の動機は「母親を助けたい」純粋な想い。
- 贅沢をせず次世代の起業家へ投資する哲学。
目次
BASE社長・鶴岡裕太とは何者なのか?

彼が作ったサービスは、それまで専門的な知識がなければ難しかった「ネットで物を売る」という行為を、まるでお菓子を作るような手軽さで日常に変えてしまった。
世の中の多くの人は、大きな会社を作った社長といえば、きらびやかな生活を送り、毎晩のように豪華なパーティーを開いている姿を想像しがちだ。
しかし、鶴岡裕太という人物を深く掘り下げていくと、そうした一般的な金持ちのイメージとは少し違う、新しい時代のリーダー像が見えてくる。彼がどれくらいの給料をもらっているのかという数字以上に、そのお金がどのような意味を持って彼の元に集まっているのかを知ることは、これからの時代を生き抜くヒントになる。
彼に注目が集まるのは、単に「お金持ちだから」という理由だけではない。
彼がゼロから一を作り上げ、それが今や何万人、何十万人という人たちの生活を支えるインフラになったという事実が、彼の価値を何倍にも膨らませている。
その結果としてついてくる年収や資産という数字は、いわば彼が世の中に与えた「ありがとう」という感謝の気持ちが形を変えたものだと言い換えることもできる。
若手起業家としての顔

鶴岡裕太がメディアに登場するたび、その落ち着いた話し方や、派手さを嫌う姿勢に驚く人も多い。
バブル時代の社長のようなギラギラした感じが全くなく、どちらかといえば隣の家に住んでいる優しいお兄さんのような雰囲気すら漂わせている。しかし、その内側には、誰にも負けないほどの強い情熱と、計算し尽くされた戦略が隠されている。
この「普通っぽさ」と「天才的な商売のセンス」のギャップが、多くの若者が彼に憧れ、その懐事情を知りたがる大きな要因になっている。
起業したキッカケは母親の悩み?
きっかけは、地元の大分県で洋服屋を営む母親の「ネットで物を売りたい」という一言だ。
当時のネットショップ開設といえば、専門的な知識が必要な上に高額な費用がかかるのが当たり前。ITに詳しくない母親にとって、それはあまりに高すぎる壁だった。
「お母さんでも簡単に使えるサービスがあればいいのに・・」
この極めて個人的で純粋なニーズが、BASE誕生のすべて。彼はインターン先の家入一真氏に相談し、わずか1ヶ月ほどで試作版を完成させた。世の中の「難しい」を「簡単」に変えることで、商売の主役を大きな企業から個人へと取り戻そうとしたわけだ。
つまり、最初から壮大なビジネスプランがあったのではなく、目の前の大切な人を助けたいという「優しさ」が、数千億規模のビジネスを生む決定的な引き金になった。
鶴岡裕太の年収は約3000万円!?役員報酬をチェック

BASEの役員

一般的に、上場している大きな会社の社長ともなれば、億単位の給料をもらっていても不思議ではないが、彼の年収が3000万円程度ではないか?という噂には、実は深い理由がある。
会社が発表している公的な書類などを読み解いていくと、彼が受け取っている役員報酬、つまり会社からもらうお給料は、確かに世間が想像する「大富豪」のイメージからすると控えめに見えるかもしれない。
しかし、これこそが彼が「本物の経営者」であることの証明でもある。自分のポケットにお金を入れることよりも、会社をより大きくし、より良いサービスを作るために資金を回すことを優先している姿勢が、この数字に表れている。
| 項目 | 推定金額・詳細 | 備考・根拠 |
| 基本年収(役員報酬) | 約2,000万〜3,000万円 | 2024年度の取締役7名の報酬総額1億400万円から推測 |
| 保有株式数 | 約1,800万株以上 | 発行済株式の約15.79%を保有(第1位株主) |
| 株式資産価値 | 約55億〜60億円 | 2026年2月の株価(約302円)で算出 |
| 配当金収入 | 約9,000万〜1億円 | 2026年期の初配当予想(1株5円)による追加収入 |
| その他の収入 | 不明(数千万円〜?) | エンジェル投資家としての運用益や講演料など |
上場企業の社長としては意外と控えめ?
本日、BASE社の2025年12月期 通期決算と新中期経営計画を発表しました!
■2025年12月期実績
・売上高:207億円(前期比+29.7%)
・売上総利益:99.8億円(同+39.4%)
・営業利益:16.8億円(同+118.2%)
・当期純利益:18.2億円(同+436.9%)… pic.twitter.com/usAqUmt1kC— 鶴岡 裕太 / BASE, Inc. CEO (@0Q7) February 12, 2026
もし彼が自分の贅沢のためだけに動いているのであれば、給料をもっと高く設定することも可能だったはずだ。
しかし、彼はそれをしない!
なぜなら、社長の給料が高すぎると、それは会社にとってのコストとなり、新しい挑戦に使うためのお金が減ってしまうからだ。彼は、目先のお金を手に入れることよりも、BASEという会社が10年後、20年後も輝き続けるための未来に投資することを選んでいる。
また、日本の税金の仕組みを考えても、給料として受け取ると半分近くが税金で持っていかれてしまう。
賢い経営者は、無理に年収を上げることの非効率さをよく理解している。彼にとっての3000万円という数字は、生活に困ることなく、かつ事業に専念するために必要な、ちょうど良いバランスの金額なのだろう。
鶴岡裕太はあえて年収を高く設定しない?
彼のような創業社長にとって、会社は自分の子供のような存在だ。
子供が成長するために必要なお金を奪ってまで、自分が贅沢をしたいとは考えないのが親心というものだろう。彼はインタビューなどでも、
ポイント
「お金のためにやっているわけではない・・」
という趣旨の発言を繰り返している。
それは決して綺麗事ではなく、彼の報酬設定を見れば本心であることが伝わってくる。
自分の取り分を最小限に抑え、それを社員の給料や新しい機能の開発に回すことで、結果として会社の価値が上がり、サービスを利用するユーザーが喜ぶ。このプラスの循環を作ることこそが、彼が最も大切にしているポイントだ。
年収という数字は、彼の成功を表すほんの一部の指標でしかないのである。
3000万という数字は「氷山の一角」に過ぎない!
多くの人が「社長なら年収1億くらいあるのでは?」と期待する中で、3000万円という数字は意外に感じるかもしれない。
しかし、これこそが鶴岡裕太という男の賢さだ。
彼は会社から「給料」として現金を受け取ることに、それほど執着していない。
なぜなら、給料を上げれば上げるほど税金で半分近くが消えてしまうからだ。それよりも、彼が心血を注いできたBASEという会社の価値を上げ、自分が持つ「株」の価値を高める方が、合理的かつ莫大なリッチへの近道であることを熟知している。
さらに注目すべきは、2026年から始まった「配当」だ。これまで成長のために利益をすべて投資に回してきたBASEが、ついに株主への還元を始めた。
これにより、彼は役員報酬としての3000万円とは別に、株主として1億円近い現金を毎年手にするステージに突入した。
もはや「年収3000万」という括りで彼を語ることは、プロ野球の大谷翔平を「お小遣い」の額で評価するようなものだ。彼の真の凄さは、月々の給料袋の中身ではなく、自分が生み出したサービスの成長とともに膨れ上がる、数十億単位の資産背景にあると言える。
年収よりスゴい!鶴岡裕太の総資産は推定数億円!?


彼の本当のすごさは、毎月の給料ではなく、彼が持っている「株」の価値、つまり総資産にある。会社の持ち主である彼は、BASEという会社の株を大量に持っており、その価値は想像を絶する規模に達している。
株の価値は、その会社がどれだけ将来を期待されているかによって決まる。
BASEが世界中から注目され、多くの人が利用するようになればなるほど、彼が持っている株の値段は跳ね上がっていく。過去には、その総額が数百億円という、一般人には一生かかっても使い切れないほどの金額になったこともある。
これこそが、起業家が手にする「夢」の正体だ。
保有するBASE株式の価値が桁違い
2026年現在の市場の動きを見ても、彼が保有する資産の価値は、日本のトップクラスの金持ちと肩を並べるレベルにある。
株価は毎日動くため、今日と明日では資産額が何億円も変わることもあるが、彼が築き上げた富の土台は揺るぎない。彼はお金そのものを貯金箱に入れているのではなく、BASEという「価値を生み出す仕組み」を保有しているのだ。
この「資産」という考え方は、学校ではあまり教えてくれない。多くの人は働いた時間に対してもらえる給料を増やすことを考えるが、彼は「価値のある仕組み」を作ることで、寝ている間も自分の資産が増えていく状態を作り上げた。
これが、若くして圧倒的な自由を手に入れた秘密だ。
配当金収入はあるのか?
会社が利益を出したとき、株主に配当金としてお金を配ることがあるが、成長途中の会社では、そのお金をさらにサービスを良くするために使うことが多い。
BASEもまだ成長の真っ只中にあり、彼自身も配当金で贅沢をしようとは考えていないだろう。彼にとっての資産は、自分の欲望を満たすための財布ではなく、さらに大きな勝負に出るための「武器」としての意味合いが強い。
もし彼が持っている株を全て売ってしまえば、その瞬間に莫大な現金が手に入る。
しかし、彼はそれをしない!
それは、彼がまだBASEの未来を信じており、自分たちの挑戦がまだ終わっていないと確信しているからだ。
数値を追うだけでは見えてこない、彼の事業に対する誠実さが、この膨大な資産の裏側には隠れている。
大学中退から時価総額1000億企業を作った手腕がヤバい・・

世の中が決めたルールに従って4年間を過ごすよりも、目の前で刻一刻と変化するインターネットの波に、今すぐ飛び込むことの方が重要だと直感したからに他ならない。大学を中退するという決断は、多くの人にとって「ドロップアウト」と映るかもしれないが、彼にとっては「フルタイムの挑戦者」になるための前向きな儀式だった。
彼のキャリアを語る上で欠かせないのが、家入一真という稀代の起業家との出会いだ。
クラウドファンディングの「キャンプファイヤー」でインターンをしていた時代に、彼は単なる技術者としてのスキルだけでなく、インターネットが持つ「個人の力を解放する」という魔法のような側面を肌で感じ取った。
そこで得た経験と、自分自身の感性が混ざり合い、BASEという巨大な化学反応が起きる下地が出来上がった。
20代の若者が、経験も資金もない中でどうやって時価総額1000億という壁を越えたのか?
それは、最初から1000億を目指したからではなく、目の前のユーザーが抱える「不便」という小さな石を、一つずつ丁寧に取り除き続けた結果だ。彼は大きな夢を語る前に、誰よりも手を動かし、誰よりもユーザーの使い勝手にこだわった。
そのストイックなまでのプロダクトへの没入こそが、彼を凡百の起業家とは違う高みへと押し上げた最大の要因だと言える。
派手な暮らしは興味ない?ストイックな経営スタイル
彼は、自分の外見を飾ることにお金を使うよりも、自分の頭の中をアップデートすることや、会社を強くすることに喜びを感じるタイプだ。
インタビューでの服装も、清潔感はあるが気取らないスタイルが多い。
これは、自分が何者であるかをブランド品で証明する必要がないほど、自分の仕事に誇りを持っているからだろう。
また、彼のような立場の人間にとって、最も貴重な資源はお金ではなく「時間」だ。移動を楽にするためのタクシー代や、仕事の効率を上げるための道具にはお金を惜しまないかもしれないが、それはあくまでビジネスを加速させるための投資であって、贅沢ではない。
このストイックな姿勢が、投資家や社員からの信頼を勝ち取る一因になっている。
投資家も驚愕した爆発的な成長の裏側

外出が制限され、誰もがネットで物を売らざるを得なくなった状況で、BASEという受け皿が完璧なタイミングで用意されていたからだ。しかし、これは決して偶然ではない。彼は何年も前から、個人の商売がネットに移行する未来を信じ、そのためのインフラをコツコツと整備し続けてきた。
2020年11月には、BASEの時価総額は2000億円を突破した。
大学を中退し、何も持たなかった若者が、たった数年で日本を代表する企業のトップとして評価された瞬間だ。投資家たちが彼を高く評価したのは、単に売上が伸びていたからではない。彼が提唱する「決済の民主化」という思想が、これからの世界のスタンダードになると確信したからだ。
彼の経営手腕が本当にヤバいのは、その冷静沈着な判断力にある。
株価が急上昇し、周囲が狂喜乱舞している間も、彼は決して自分を見失わなかった。
資産がどれだけ増えても、彼の関心は常に「ユーザーにとっての使いやすさ」にあり続けた。その浮き足立たない姿勢が、さらなる信頼を呼び、BASEという会社を単なる流行ではなく、社会に不可欠なインフラへと昇華させた。
最後に統括

3000万円という年収も、数百億円という資産も、彼にとっては自分の夢を実現するためのスコアのようなものに過ぎないのかもしれない。
彼が私たちに示してくれたのは、自分の身近な人のために一生懸命に作ったものが、結果として世界を変え、自分自身にも大きな豊かさをもたらすという希望の物語だ。
彼の資産は、決して誰かを騙して得たものでも、偶然手に入れたものでもない。多くの人の「ありがとう」を積み上げた結果、出来上がった巨大な山なのだ。
数字だけを見れば、彼と自分との間には、果てしない距離があるように感じるかもしれない。しかし、彼の原点は「お母さんを助けたい」という、誰もが持っているような小さな優しさだった。その小さな火を絶やさずに、大きな炎へと育て上げた彼の情熱こそが、私たちが学ぶべき一番の資産だ。
これからも、鶴岡裕太はBASEというサービスを通じて、新しい価値を作り出し、私たちの生活をより豊かに、より便利にしてくれるだろう。
彼の資産がどこまで増えていくのか?それは、私たちの社会がどれだけ彼を必要とし、彼の挑戦を応援し続けるかという期待の大きさに比例していくはずだ。
彼の成功を見て「自分には無理だ」と諦めるのではなく、彼が作った道具を使って、自分自身も何かを始めてみることが、彼に対する最高の敬意かもしれない。お金を持つことがゴールではなく、お金を使って何をするかが重要なのだ。
彼の背中を追いかけるようにして、新しい挑戦者が次々と現れること。
それこそが、彼が最も望んでいる未来なのではないだろうか?彼の資産が輝き続ける限り、日本の起業家精神もまた、明るい未来へと向かって進んでいくだろう。


