
これを見た一般ユーザーは、まずインスタでよく見る起業家は怪しい・・、結局何して稼いでいるのか?と思うはずだ。。
これは、今の時代において非常に健全な感覚だ。誰もがネットで発信できるようになった今、個人でビジネスを始める壁は低くなった。しかし、その分だけ中身のない「見せかけ」の成功を売る人たちも爆発的に増えてしまった。
ここでは、実際にその裏側で何が起きているのかを私の個人的な視点から掘り下げていこう。
記事のポイント
- インスタで見る怪しい起業家の豪華な演出は集客用のエサ?
- 怪しいインスタ起業家は中身ではなく期待感を売る?
- 本物の起業家は感情より実績と事実を発信する
- 本物の起業家は地道なスキルこそが成功の近道だと知ってる
目次
なぜインスタの起業家は怪しいと思われるのか?

彼らが怪しいと思われる最大の理由は、見せているものが極端に偏っているからだ。
彼らが投稿するのは、決まって「たくさんのお金」や「どこでも仕事ができる自由」といった、誰もが憧れるような甘い果実ばかりだ。しかし、本来の商売というものはもっと泥臭くて大変なものだ。
朝から晩まで悩み、失敗し、泥水をすするような思いをしてようやく一歩進むのが現実の起業だ。それなのに、彼らの投稿には「苦労」の跡が全く見えない。まるで魔法のように、楽をして成功したかのように見せかけるその姿に、ユーザーたちの本能が「何かおかしい!」と警鐘を鳴らしている。
お金と自由を強調しすぎる・・
彼らの投稿には、必ずと言っていいほど「お金」のにおいが漂っている。
机に並べられたお札、高級な時計、そして「月収100万円」という派手な文字だ。しかし、本当に稼いでいる人は、わざわざお金を見せびらかすようなことはしない。
なぜなら、そんなことをしても何の得にもならないし、むしろ危ない目に遭う可能性が高まるからだ。彼らがあえてお金を見せるのは、それが「獲物」を釣るためのエサだからに他ならない。お金に困っている人や、今の生活を変えたいと切実に願っている人を、その輝きで引き寄せようとしているのだ。
仕事の内容よりもライフスタイル発信がメイン
本来、起業家であれば「自分がどんなサービスを作っているのか?」を語るべきだ。
しかし、怪しいと言われる起業家たちの投稿は、自分がどんな服を着て、どんな高い食事をしたかという、自分の生活の発信ばかりになっている。
これは、自分の実力で勝負するのではなく、自分という人間を「憧れの対象」に仕立て上げることで、人を集めようとしている証拠だ。商品そのものに自信があれば、わざわざ自分の贅沢な暮らしを見せつける必要はないはずだ。中身がないからこそ、外側をきらきらと飾り立てるしかないのだ。
高級車や高級ホテルのラウンジなど決まりきったパターン
彼らが載せる写真には、驚くほど共通点がある!
ホテルの高い場所にあるお茶を飲む場所でパソコンを開いている姿、高い車のハンドルを握っている手元、そして青い海の前でのんびりしている様子だ。
あまりにも同じような写真ばかりが並ぶのは、それが「成功者に見えるためのマニュアル」として配られているからだ。実は、こうした写真は撮影のためだけに場所を借りたり、仲間内で使い回したりしていることも少なくない。
今では、コンピューターを使って自分があたかも高い場所にいるような画像を簡単に作れてしまう。だからこそ、写真の豪華さだけでその起業家を信じてしまうのは非常に危ないことだと言える。
フォロワー数がお金で買える時代・・
今の時代、フォロワーの数だけでその人を信じるのは間違いだ。
数千人、数万人のフォロワーがいても、実はお金で買った「動かないアカウント」ばかりであることも珍しくない。。
投稿へのいいねが少ないのにフォロワーだけが多い、あるいはコメント欄が外国人の名前ばかりで埋まっているような場合は、まず疑ったほうがいい。本当の信頼は、フォロワーという数字ではなく、その人がどれだけ誠実に一人ひとりと向き合っているかという「体温」の中にしか宿らない。
結局インスタ起業家は何してるのか?何して稼いでいるのか?

彼らの多くが手がけているのは、自分の持っている知識や経験をまとめて売る「コンテンツビジネス」だ。
例えば「インスタで仲間を増やす方法」や「副業でお金を稼ぐコツ」といったものを、動画や文章にして販売する。これ自体は悪いことではないが、問題はその中身だ。
どこかの本に書いてあるような情報をそのまま右から左へ流しているだけのものが多く、買った人が本当に役立つかどうかは二の次になっている。ひどい場合は、自分がまだ成功していないのに「成功する方法」を売っている人さえいる。
コンテンツビジネス
これは、自分の脳みその中身をパッケージにして売る商売だ。
しかし、インスタでよく見る人たちの多くは、自分のオリジナルな知識ではなく、誰かが言っていたことを少し変えて話しているだけだ。彼らは、教えることがうまいのではなく「自分がすごい人であると演出すること」がうまいだけなのだ。
買った後で「こんなこと知っているよ!」と後悔する人が後を絶たないのは、彼らが価値ではなく「期待感」を売っているからだ。
オンラインサロン運営
月々お金を払って参加するオンラインサロンも、彼らの大きな収入源だ。
ここでは、最新の情報を教えてもらえたり、同じ目標を持つ仲間と出会えたりするという約束で人を集める。しかし、実際の中身は、主催者である起業家をすごい人だと思い込ませるだけの場所になってしまっていることもある。
寂しさを感じている人にとって、こうした場所はとても魅力的に見える。彼らはそうした人の心の隙間にうまく入り込み、「ここに来れば変われる」という期待感を売っているのだ。
コンサルティングやコーチング
一対一で話しをして、ビジネスのやり方を教えたり、悩みを解決したりする「コンサルティング」や「コーチング」という仕事もある。
これは形がないサービスなので、値段をいくらでも高くできてしまう。教える側に確かな実力や実績があればいいが、中には「次はあなたが先生になって、同じようにやりなさい」と教える、まるでお金がぐるぐる回っているだけの怪しい仕組みも存在している。
アフィリエイトや広告収入
他人の商品を紹介して、そのお礼としてお金をもらうアフィリエイトも、インスタグラムでは盛んに行われている。
自分が本当に良いと思ったものを紹介するなら素晴らしいことだが、中にはお礼の金額が高いという理由だけで、あまり良くない商品を「最高だ」と言って勧める人もいる。彼らにとってフォロワーは、大切なお客さんである前に、お金を運んでくれる数字に過ぎない。
こうした不誠実な姿勢が、ネット全体の信頼を壊している。
無形商材の仕組みと高額な値段のカラクリ
物がない商品を売る「無形商材(むけいしょうざい)」の世界は、値段があってないようなものだ。
1万円の価値しかないものを100万円で売っても、買った人が「納得」してしまえば商売として成り立ってしまう。彼らは、高い値段をつけることで「これはすごい価値があるものだ」と相手に思い込ませる心理学を巧みに使う。
一度冷静になって、その金額を払ってまで得られるものが何かを考えるべきだ。
本物の起業家と怪しい起業家を見分ける方法

冷静な目で見抜くための基準を伝えたい。
本物の起業家は、常に「相手にどんな良いことを与えられるか」を考えている。そのため、彼らの発信は具体的で、今日からすぐに使えるような役立つ知識に溢れている。
一方で、怪しい起業家は「人生を変えたくないですか?」や「このままでいいんですか?」といった、相手の不安をあおったり、感情を揺さぶったりするような強い言葉ばかりをたくさん使う。
役立つ知識を出すか?感情を揺さぶる言葉を出すか?
読んだ後に「なるほど、こうすればいいのか!」と冷静になれるか?、それとも「なんだかすごいけれど、結局何をすればいいの?」とふわふわした気持ちになるか?それが一つの大きな見分け方だ。
本物はあなたの頭を賢くし、偽物はあなたの心を焦らせる。この違いは、たった数行の文章からも読み取ることができるはずだ。
具体的な数字や実績はあるか?
実績の見せ方にも、本物と偽物の差ははっきりと現れる。
本物は、どのような困りごとに対して、どのような手順で取り組み、どのような結果が出たのかを、数字や事実に基づいて淡々と説明する。
しかし、怪しい人は、机の上に並べたお札の束や、銀行口座の数字だけで自分を証明しようとする。これらはいくらでも嘘をつくことができるし、一瞬だけの成功を切り取っているだけの場合がほとんどだ。
ビジネスの源泉がどこにあるのか?
本物の起業家は、自分の作った商品やサービスがお客さんに喜ばれ、そのお返しとしてお金をもらっている。つまり、世の中に新しい価値を生み出している。
それに対して、怪しい起業家の多くは、新しく入ってきた人が払うお金そのものが収入になっている。ビジネスが「誰かを幸せにした結果」なのか、それとも「誰かを巻き込んだ結果」なのかを、冷めた目で見極める必要がある。
本物の起業家は情報の透明性と自分をさらけ出す
本物は、自分がどこで、誰と、どのような責任を持って仕事をしているのかを隠さない。
何かあった時に逃げ隠れできないように、自分の名前や会社の情報をしっかりと公開している。しかし、怪しい起業家は、プロフィールがきらきらした言葉で埋め尽くされているわりに、実態がよくわからないことが多い。自分の言葉に責任を持っているかどうかは、こうした情報の出し方に現れる。
人としての直感
最後は、あなたの直感だ。
その人の言葉から、温かさや誠実さが感じられるか?それとも、どこか冷たくて機械的な印象を受けるか?機械のように「稼ぐ方法」を繰り返す起業家には、本当の心がない。
人が人を助けようとするとき、そこには必ず「体温」がある。その温度を感じられない相手に、あなたの大切な時間やお金を預けてはいけない。
怪しいインスタ起業家は何か隠している不都合な真実がある?

豪華なパーティーの様子を投稿した直後、一人で安いコンビニの弁当を食べている起業家は少なくない!
インスタに載せるためのホテル代やブランド品代で、実は借金まみれだという話もよく聞く。彼らは「成功している自分」を演じ続けるために、現実の生活を犠牲にしている。
その姿は、自由とはほど遠い見えない鎖に繋がれた囚人のようだ。
彼らのビジネスは、一度売ったら終わりであることが多い。商品の中身が薄っぺらいので、リピーターがつかないからだ。そのため、彼らは常に新しい顧客を探し、広告を出し、派手な演出を続けなければならない。
インスタ起業家が怪しいと思ったら確認すべきチェックリスト

特定商取引法に基づく表記があるか?
インターネットで何かを売る時には、法律で「特定商取引法に基づく表記」というものを載せることが義務付けられている。
ここには売っている人の名前や住所、電話番号が書かれている。怪しい起業家は、このページを隠したり、そもそも載せていなかったりすることが多い。これが不十分なところからは、絶対に買ってはいけない。
過去の発信を遡り言動に一貫性があるか?
インスタグラムの投稿を数ヶ月、あるいは一年前まで読んでみると、その人の本性が見えてくる。
昔と言っていることが矛盾していたり、急に仕事の内容が変わっていたりする場合は、流行りのお金を追いかけているだけの可能性が高い。本物は、何年も同じ信念を持って活動を続けている。時間の流れに耐えられる言葉を持っているかどうかは、大きな証拠になる。
「誰でも簡単に」や「初月から100万」という言葉を使う
「誰でも簡単に!」「たった数分で!」「初月から100万円!」といった言葉は、絶対に信じてはいけない。
現在になっても、こうした言葉は消えることがない。なぜなら、人間はどこかで楽をしたいという弱さを持っているからだ。しかし、この世にそんな魔法のような稼ぎ方は存在しない。甘い言葉が出てきた瞬間に、その人は「怪しい・・」と決めていい。
プロフィール欄に魅力的な言葉がある
彼らのプロフィールには「自由をデザインする」「次世代の働き方」「資産構築アドバイザー」といった、魅力的でかっこいい言葉が並ぶ。
しかし、これらの言葉に具体的な意味はない。ただの飾りにすぎない。言葉の響きに酔うのではなく、その人が「結局、何を売っているのか?」という中身をじっと観察するほうがはるかに重要だ。
キラキラ系インスタ起業家に憧れるのを一択やめてみる

今の自分に何ができるのか、何を学びたいのかを正直に考えることだ。他人の成功を眺めている時間は、あなたの人生を1ミリも前に進めない。自分の手を動かすことだけが、あなたを変えてくれる。
お金を稼ぐための最短距離は、他人に頼ることではなく、自分自身の力を磨くことだ。文字を書く、絵を描く、誰かの困りごとを解決する。何でもいいから、自分が直接「誰かの役に立てること」を見つけるべきだ。
まずは身近な人の手助けをして、少額でもいいからお金をもらってみる。その「ありがとう」の対価を受け取る経験こそが、あなたを本物の起業家へと近づけてくれる。
商売の基本は、相手に喜んでもらい、そのお返しとしてお金をいただくことだ。この順番を間違えてはいけない。
最初にお金のことばかり考えていると、どうしても相手を騙したりする方向に流れてしまう。どうすれば相手をもっと幸せにできるか?その問いを自分に投げ続け、動き続けること。それこそが今の時代でも生き残れる唯一の正しい道なのだ。
最後に統括

世の中には、我々の知らないところで、本当に価値のある仕事をしている素晴らしい起業家がたくさんいる。
彼らはインスタグラムで自分の贅沢を見せびらかす暇などないほど、自分の仕事に一生懸命だ。我々が本当に見るべきなのは、そうした人たちの背中だ。
これからは、情報の数ではなく「誰が言っているのか?」が問われる時代だ。嘘をつかず、誠実に生きている人の周りには、自然と人が集まってくる。派手な演出で人を驚かせるのではなく、小さな約束を一つずつ守り続けること。
そんな当たり前のようなことが、実は一番強い武器になる。
キラキラ系の怪しいインスタ起業家に振り回されず、自分の直感を信じてほしい!
少しでも「怪しいな・・」と感じたら、それはあなたが正しい証拠だ。今は情報の数ではなく、その情報の奥にある「信頼」をいかに見極められるかが、あなたの人生の質を左右する。キラキラ系の甘い言葉に耳を貸すのではなく、自分自身の知識を信じて一歩ずつ進んでいこう。





