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2026開催!ビジネスコンテストの高校生編を完全網羅!

TAKA
2026年という新しい時代において、高校生がビジネスの世界や起業に足を踏み入れることは、もはや珍しいことではなくなった。

かつては一部の特別な生徒だけが挑戦するものだったビジネスコンテスト、通称「ビジコン」は、今や自分の可能性を広げるための最も身近で、かつ強力な道具へと進化した。

この記事では、2026年に開催される高校生向けのコンテストを網羅しながら、教科書には載っていない「大人の事情」や「勝つための本質的な考え方」を、俺自身の主観を交えて解説していく。

記事のポイント

  • 「自分事」の情熱を武器にしろ
  • 「算数」で稼ぐ現実を見せろ
  • 「行動」した既成事実を叩きつけろ
  • コンテストを「起業」への通過点と割り切れ

【2026】なぜ高校生がビジネスコンテストに挑むべきなのか?

起業家の森

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今の時代、ただ学業ができるだけでは自分の未来を守ることはできない!

テストで満点を取ったとしても、それは「すでにある答え」を見つけるのが上手なだけで、ゼロから何かを生み出す力とは別物だ。

2026年の今、社会が喉から手が出るほど欲しがっているのは、自分で問題を見つけ、それを解決するために周りを巻き込んでいける人間だ。

大学入試においても、総合型選抜という仕組みが当たり前になった。そこでは「自分は何をしてきたのか?」という物語が問われる。ビジネスコンテストに出場し、大人たちを相手に自分のアイデアをぶつけたという経験は、どんな資格よりも説得力のある武器になる。

しかし、本当の価値は入試のためだけではない。ビジコンに挑むことで、君は「お金の流れ」と「人の心の動き」を同時に学ぶことになる。これは一生モノの価値だ。

さらに、2026年は技術の進化がこれまで以上に速い!

高校生という柔軟な頭脳で、新しい技術をどう使って困っている人を助けるかを考えることは、すでに頭が固くなった大人たちにはできない特権だ。

学校という狭い世界を飛び出し、全国にいる「自分よりすごいヤツ」と出会うことは、君の人生を180度変えるきっかけになる。

【2026年度版】主要な高校生ビジネスコンテスト一覧

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2026年に開催されるコンテストは数多くあるが、その中でも特に注目すべきものを整理して伝える。

高校生ビジネスプラン・グランプリ

出典https://www.jfc.go.jp/

まず、日本国内で最大級の規模を誇り、最も権威があるとされているのが日本政策金融公庫が主催する「高校生ビジネスプラン・グランプリ」だ。

ここは歴史が長く、審査員も本物の専門家が集まる。ここでの入賞は、いわば高校生ビジネス界の金メダルと言っても過言ではない。

キャリア甲子園

出典https://careerkoshien.mynavi.jp/

次に、企業が主体となって開催する「キャリア甲子園」も外せない。

これはマイナビなどが中心となり、実在する企業の課題に対して解決策を提案する形式だ。単なる空想ではなく、企業のリアルな悩みに対して高校生の視点で切り込むため、より実戦に近い感覚を味わえる。

ソーシャルビジネス系コンテスト

さらに、社会の課題を解決することに重きを置いた「ソーシャルビジネス」系のコンテストも増えている。

環境問題や地域の衰退といった、正解のない問いに対してどう向き合うかが試される場だ。また、英語を使ってプレゼンテーションを行う国際的な大会も2026年はさらに注目を浴びている。

将来、世界を舞台に働きたいと考えているなら、こうした場に身を置くことは避けて通れないだろう。

みんなの夢AWARD16(2026年3月開催)

出典https://yumeaward.jp/

日本最大級のソーシャルビジネスコンテストだ。

単なるビジネスプランの良し悪しだけでなく、そのプランがどれだけ多くの人に「夢」を与え、ワクワクさせるかという「共感の力」が重視される。2026年3月の決勝に向けて、社会起業家を目指す高校生たちが全国から集まる。

NIKKEI THE PITCH SOCIAL

出典https://pitch.nikkei.com/

日本経済新聞社が主催する、本気の社会起業家・学生向けコンテストだ。

専門家によるブラッシュアップ(磨き上げ)が受けられるのが最大の特徴で、2026年3月の最終審査会では、社会課題を圧倒的な実行力で解決しようとするプランが並ぶ。

「日経」という信頼ある舞台で自分のアイデアを試せるチャンスだ。

Technovation Girls 2026(女子限定)

出典https://www.technovation.waffle-waffle.org/

世界規模で開催される「女子中高生のためのIT×社会課題解決」コンテストだ。

身近な社会問題を解決するためのアプリを開発し、それをどうビジネスとして成立させるかのプランを競う。英語でのプレゼンも含まれるが、グローバルな視点で社会を変えたい女子高校生にとっては、これ以上ない修行の場になる。

第4回高校生ecoアイデアコンテスト

出典https://www.tokyoheadline.com/

地球環境大賞とSDGsが連動した、環境問題に特化した大会だ。

3分間の動画で「世界を変えるエコなアイデア」を提案する形式で、2026年2月に向けて募集が行われる。「環境に良い」ことをどうやって「当たり前の習慣」に変えるかという、マーケティングの視点が試される。

UPDATE EARTH Competition

出典https://update-earth.com/

「地球をアップデートする」という壮大なテーマを掲げた、日本最大級のイノベーションコンテストだ。

学生から起業家までが同じ土俵で戦うが、高校生部門でも社会課題を技術や新しい発想で解決するプランが強く求められる。賞金だけでなく、事業化に向けた強力なバックアップが得られるのが魅力だ。

地域密着型コンテスト

これらに加えて、各地の大学や自治体が主催する地域密着型のコンテストも無視できない。

こうした大会は、その大学への入学優遇措置が設けられていることも多く、自分の進路を有利に進めるための賢い戦略として活用できる。

信州未来アプリコンテスト0(ZERO)

出典https://shinshu-futureapp.net/

まず、長野県を中心に熱い盛り上がりを見せているのが「信州未来アプリコンテスト0(ZERO)」だ。

ここは、IT技術を使って地元の不便をどう解決するかを競う場で、2026年大会でも高校生の発想が強く期待されている。

京大生チャレンジコンテスト

出典https://www.kyoto-u.ac.jp/

次に、京都府で行われる「京大生チャレンジコンテスト」も外せない。

学生の街である京都らしく、高校生と大学生が同じ土俵で戦うこともあるが、地元の企業がバックアップしているため、提案したプランがそのまま京都の街で実現する可能性を秘めている。

内子町ビジネスプランコンテスト

出典https://uchigo.jp/

四国に目を向けると、愛媛県が主催する「内子町ビジネスプランコンテスト」が非常に面白い。

これは単にプランを出すだけでなく、2026年も、愛媛県の特産品や過疎化の問題をビジネスで解決しようとする高校生たちが、本気で大人たちに挑んでいる。

一覧まとめ

大会名 特徴・メリット こんな人におすすめ 難易度
高校生ビジネスプラン・グランプリ 日本政策金融公庫が主催する最大級の大会。歴史と信頼がある。 本気で起業を考えている人。実績を作りたい人。 ★★★★★
キャリア甲子園 有名企業から出される課題(お題)に挑戦する。企業の裏側が見える。 企業の課題解決に興味がある人。チームで戦いたい人。 ★★★★☆
ソーシャルビジネス系コンテスト 社会問題を解決して、同時にお金を稼ぐ仕組みを競う。 社会貢献とビジネスを両立させたい人。 ★★★★☆
地域密着型コンテスト 入学優遇(総合型選抜など)に直結することが多い。 行きたい大学が主催している人。進路を有利にしたい人。 ★〜★★★

自分に合ったビジコンの選び方とは?

起業家の森

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星の数ほどあるコンテストの中から、どれを選ぶべきか?多くの高校生は「有名なところ」を適当に選びがちだが、それでは時間の無駄になる可能性が高い。

まずは「何のために出るのか?」を自分に問いかけるべきだ。

一つ目の基準は、賞金や副賞の内容だ。

もし君が「本当にお金を手に入れて、そのまま起業したい」と考えているなら、賞金額が大きいところや、投資家との接点がある大会を選ぶべきだ。

二つ目は、メンター、つまり助言をくれる大人の質だ。

一流の起業家や専門家が伴走してくれる大会なら、たとえ賞を逃したとしても、君が得る知識や経験は計り知れないものになる。

三つ目は、自分のアイデアのジャンルと大会の相性だ。

技術力で攻めたいのか、地域の優しさを形にしたいのか?それとも圧倒的な収益性を追求したいのか?大会によって「好まれる味付け」は全く違う。背伸びをして自分に合わない大会に出るよりも、自分の個性が最も輝く土俵を選ぶことこそが、勝利への最短距離だと言える。

採点員はここを見る!入賞を勝ち取るための3つの鉄則

起業家の森

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ビジコンで勝つために最も大切なのは、綺麗なスライドを作ることではない。審査員が最初に見るのは、その課題が「自分事」になっているかどうかだ。

ビジネスコンテストの審査員席に座っているのは、何百ものプランを見てきたプロだ。

彼らは綺麗なスライドや耳障りの良い言葉にはもう飽き飽きしている。2026年の今、百戦錬磨の大人たちを唸らせ、入賞を勝ち取るために必要なのは、小手先のテクニックではない。

君という人間から溢れ出る熱量と、それを裏打ちする冷徹な数字、そして何よりも「すでに動いている」という既成事実だ。

「なぜ君なのか?」という熱量を論理で語れ

審査員が最初に見るのは、プランの内容そのものではなく「このプランを提案している君自身」だ。

世の中には似たようなアイデアが溢れている。それでもなぜ君のプランに耳を傾ける必要があるのか。それは、その課題が君にとって「絶対に解決しなければならない自分事」になっているからだ。

例えば「日本の農業を救いたい!」という言葉は立派だが、どこか他人事に聞こえる。

それよりも、

ポイント

自分の祖父が大切に育てたトマトが、後継者不足で捨てられるのを見て、悔しくて仕方がなかった。だからこの流通システムを作った。

と語る方が、圧倒的に強い。

この「原体験」こそが、ビジネスが苦境に立たされたときに踏ん張る力になることを、審査員は知っている。

しかし、熱量だけで終わってはいけない。その熱い想いを、誰が聞いても納得できる「論理」という形に変換しろ。

なぜその問題が起きているのか、既存のサービスではなぜダメなのか、そして君の解決策がなぜ正しいのか?情熱というエンジンを、論理というハンドルで操る姿を見せたとき、審査員は君に一票を投じたくなるはずだ。

「捕らぬ狸の皮算用」を卒業してリアルな数字を見せろ

多くの高校生が陥る罠が、利益計画の甘さだ。「1億人が100円ずつ買ってくれれば100億円の売上だ」といった計算は、ビジネスの世界では笑い話にもならない。

2026年の高校生ビジコンで求められるのは、泥臭いまでにリアルな数字の積み上げだ。

まず、顧客一人を獲得するためにいくらの広告費がかかり、その人が何度リピートしてくれるのかを具体的に示せ。利益を計算するときは、売上から原価だけでなく、発送代や決済手数料、さらには自分たちの労働時間に対する人件費まで、すべてのコストを引かなければならない。

利益を出すための計算式、いわゆる損益分岐点を明確にするのは必須だ。

この計算式に基づき、目標とする利益を出すために「1日何人に売る必要があるか?」を弾き出し、それがその村や地域の人口に対して現実的かどうかを検証しろ。

数字が嘘をつけないものである以上、そこから逃げずに正面から向き合う姿勢こそが、君のビジネスに対する誠実さとして評価される。

「考えた」で終わるな!一歩でも「動いた」事実を突きつけろ

2026年のビジコンにおいて、最も評価を分けるのは「実行力」だ。

どんなに素晴らしいプランも、紙の上にあるだけでは価値はゼロだ。審査員は「これからやります」という未来の話よりも、「これだけやりました」という過去の実績を信じる。

例えば、新しいアプリを提案するなら、実際に簡易的な試作品(プロトタイプ)を作り、最低でも10人のターゲットに使ってもらうべきだ。

そこで得られた「使いにくい」「ここが良い」という生の声こそが、プランに命を吹き込む。アンケートを取るにしても、ネットの不特定多数ではなく、ターゲットとなる人たちの元へ足を運び、目を見て話を聞いたという事実が、プランの説得力を何倍にも高める。

最近のトレンドである「横瀬町のSTEPプログラム」のような地域密着型のコンテストでは、完成度よりも「まず試してみる」という姿勢が重視されている。

失敗しても構わない。その失敗から何を学び、どうプランを修正したか。その過程を見せることで、君が単なる夢想家ではなく、現実を変えていく「起業家」であることを証明しろ。一歩踏み出した瞬間に、君の勝率は劇的に上がる。

2026年のトレンドで評価されるビジネスアイデアの傾向とは?

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2026年のビジネス界で「すごい!」と言われるアイデアには、共通点がある。

それはAIなどの最新技術を「ただ使う」のではなく、「当たり前の道具として使いこなしている」ことだ。

AIに何ができるかを語る段階は終わり、AIを使って「誰のどんな痛みを消したか」が問われている。技術を自慢するのではなく、技術を背景に隠して、表側では圧倒的な使いやすさや感動を提供しているプランが評価される。

また、広すぎる市場を狙うよりも、驚くほど狭い「局所的な課題」を深掘りするアイデアが強い。

誰も気づかなかったような小さな不便を見つけ、それを完璧に解決する。その解決策が、実は他の場所でも応用できることに気づいたとき、そのビジネスは爆発的な成長を遂げる。

さらに、環境への配慮といったサステナビリティも、もはや義務ではなく「稼ぐための仕組み」として組み込まれている必要がある。良いことをしているから買ってください、という甘えは通用しない。

環境に良いうえに、安くて便利、だから選ばれる。そんな矛盾を突破するような、したたかなアイデアこそが2026年のトレンドだ。

最後に統括

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コンテストはゴールではない。むしろ、そこからが本当のスタートだ

優勝してチヤホヤされるのも良いが、一番大切なのは、そこで得た繋がりやフィードバックをどう活かすかだ。

もしアイデアが本当に良いと確信できたなら、そのまま会社を作ってしまえばいい。高校生社長という肩書きは、今の日本では最強の看板になる。

もし不採択だったとしても、落ち込む必要は全くない。それは単なる「データ」だ。

自分のプランのどこが弱かったのか、何が大人たちに響かなかったのかを冷静に分析し、ブラッシュアップして別のコンテストに持ち込めばいい。ビジネスの世界では、一度の失敗で諦める人間よりも、何度でも形を変えて挑戦し続ける人間が最後には必ず勝つ。

コンテストに出たことで、君の中には「自分の頭で考え、形にする」という感覚が刻まれたはずだ。この感覚さえあれば、これからどんなに世の中が変わったとしても、君は自分の足で立って歩いていける。

ビジコンという名の「大人の遊び場」を全力で楽しみ、自分の未来をその手で掴み取ってほしい。

  • この記事を書いた人

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FP(ファイナンシャル・プランナー)2級資格取得者|「潰れない会社、揺るがない自分を作る」をモットーに会社員として働きながら、独立・起業に向けて起業家マインドと永続可能な経営術を勉強している。なぜ、あの会社は強いのか? なぜ、あのリーダーには人がついていくのか? その「起業家精神」の真髄をこのサイトに集約しました。「起業準備中」の今だからこそ見える景色をリアルに発信します。

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